2020/0317(火) 夢中になる
洗濯カゴにいっぱいのプラレールの線路があります。かなりの量です。 ある日、自由遊びの中で、園児たちと保育士で協力して、何とこのレールを全て使って長い線路を組み立てたのです。レールを一つ残らず使用したということと、全ての線路の最初と最後がつながるように組み立てることができたということに驚きました。 やってみると難しいんですよ、これが!!最後の組み合わせが凹と凹でつながらなかったり、せっかく組んでも小さいお友だちが来て壊してしまったり、何より全ての線路を使い尽くすのは至難の業のように思われます。 で、完成した路線はこんな感じです。 まあ、子どもの力だけではできないことは予想されますので、保育士が相当頑張ったのではないかと思いますが... でも、保育士たちが夢中になって取り組んでいる姿を見て、子どもたちは夢中になるということを学ぶのではないかと思います。夢中になって遊ぶというか、ムキになって遊ぶというか、そんな姿を見せてやれたらいいなと思います。「集中する中で、課題を見つけて考え、試行錯誤して悩みながら何とか乗り越え、仲間と共に達成感を味わう」体験がお子さま一人ひとりの心と身体の中に沁み渡ることを願います。 そして、将来、自分の人生のレールを自分の力で見つけ、努力の末に獲得し、社会のために有用に働くことができる大人に育って欲しいと願っています。 2019年度が終わります。コロナで大変ですが、何とぞご自愛ください。