2023/12/1(金) そこから始まった(ポエム・散文シリーズ)
星野富弘さんは、1946年に群馬県みどり市東町に生まれた詩画のプロです。この方は1970年、中学校教諭としてクラブ活動の指導をしている最中に、鉄棒から落下して頚髄を損傷し手足の自由を失ってしまいます。しかし、そんなピンチの中、1972年の入院中に筆を口にくわえて文や絵を描き始めたのだそうです。そこから先の活躍は誰もが知るところです。 (星野富弘さん「ミズナラ 2006年」より) 夢と希望にあふれた中学校の先生から落ちて、転がって止まったところで、文筆という才能が開花し、未来を造って行ったのですね。心に響きます。ピンチはチャンスと本当に思える柔軟な心が欲しいです。 ぼくも池袋から落ちて 斜面を二三回 転がって止まったところは川口 そこからぼくは、自分の未来を造って行ったんだなぁ ぱぱ