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2021/02/01(月) 歌あれこれ

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 2月になりました。少ない日数ですが、充実した活動となるよう取り組んでまいります。  今、元郷園3階のお友だちの間で流行っている歌&流行らせたい歌を紹介します。 (1) 紅蓮華(Risa) (2) Make You Happy(NiziU) (3) ぼよよん行進曲(坂田おさむ) (4) ありがとうの花(坂田おさむ) (5) 変なおじさん(志村けん)など、、、  さて、では順を追って・・・  (1)は、子どもたちからのリクエストで、言わずもがな、2020年末に大流行した「鬼滅の刃」からのナンバーです。一時期、歌だけでなく剣や口にくわえるアイテムの製作や、鬼滅の刃の役になり切っての集団ごっこあそびがとても盛んでしたね。それだけでなく、着てくるお洋服まで「鬼滅の刃」のキャラクターで、流行のパワーを見せつけられました。  (2)も子どもたちからのリクエストで、現在ユーチューブ上でナンバー1のヒットソングです。いや~3階の女の子たち(一部の男の子たちも!)は上手に踊りながら歌っていますよ。私、NiziUの動画を何回もループして、覚えようとするのですが、いや難しいですね。Aちゃんから、「パパさんの(歌い方)、ちょっと違う」とダメ出しをいただいています。彼女の意見を要約すると、ところどころメロディが原曲と違うとのことです。ごめんねAちゃん、私は作曲が得意だから(^_-)-☆ それだけでなく、子どもたちは英語の発音も上手で、完全ネイティブ!に聞こえます。私は何回練習してもカタカナ英語です。そんな訳でOKが出る日を夢見て精進中です。ところで、おじさんの私がこの曲を必死に練習している姿は、傍目に、とってもシュールだと思います。それにしてもこの曲、C7の使い方がカッコいい・・・  (3)と(4)は、保育園としてみんなに歌ってもらいたい歌です。どちらもとってもいい曲です。  「ありがとうの花が咲くよ きみのまちにもホラいつか」キャッチ―な歌詞とメロディが、一度聞いただけで忘れられなくなります。気持ちよさそうに歌っている、みんなの姿が素敵です。  「どんな たいへんなことがおきたって おしつぶされそうな そんなときだって」  「きみのあしの そのしたには とてもとてもじょうぶな バネがついてるんだぜ」  「ぼよよよ~んと そらへ とびあがってみよう」  実はこの歌、大人が、涙しながら聞いたり...

2021/01/04(月) 弾きこみ

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 2021年明けましておめでとうございます。新年を迎えましたが、新型ウイルスが益々猛威を振るっているこの頃です。マスク着用・手洗い・うがい・密の回避を心がけたいものです。  さて、"モノ"に関して大体共通する点ですが、購入した時が最高の状態であるものがほとんどです。電化製品、服、住宅、etc...。購入した時が一番機能が高く、その後、経年によって劣化していくというものです。それに対して、木を使用している楽器などは、傷はつきますが、使い込むごとに味わいが増していくものです。  出来の良いウクレレやギターは、買ったばかりの時は、木が細胞レベルでささくれ立っていたり、組み立て時のストレスでおさまりが悪かったり、水分が抜け切れていなかったりして、音はいまいちのことが多いものです。ところが、人の長年の弾きこみによって、少しずつ良い音に変化していくのです。10年、20年、30年の弾きこみを通して、最高の音質になっていきます。木に振動を与えてやることが大切なので、弾きこまないで保存していても音は良くなりません。弾きこみ続けてから30年ほどかけることで、ウクレレやギターは、楽器本来が持つ良い音に育つのです。  これって、ウクレレやギターを「人」に置き換えても成り立つように思うのです。  子どもが好きな遊びに関心を寄せて、自己実現に向かって突き進む姿は、まさに良い音になるための弾きこみと考えれられます。それだけでなく、一見マイナスとも思える、思い通りにならない場面で泣いたり怒ったりすることも、人の痛みを知り、人の痛みに寄り添う、美しい音を出すための弾きこみではないかと思います  さらに、大人が職業を持つということも、「弾きこみ」と同意のように思います。その人が本来持つ能力を発揮できる保育士に育つには、最低でも、保育士資格を取得してから10年くらいの経験は必要なのではないかと個人的には考えます。そして、本当にその保育士の持ち味が出るのは、50歳を過ぎてからというようにも感じています。  ウクレレやギターであれば「劣化」ではなく「変化」であり、人であれば「老化」ではなく「深化」であると考えたいと思います。深化するということは、保育の中で枠にとらわれない子どもに対して、「まっ、いいか」と悟る心を得ることだと思います。  2021年も、川口市の保育の一助として、その役割を...

2020/12/01(火) 小さい時期に非認知能力を!

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この図をご覧ください。どちらも大切なことですが、小さい時期のお子さんには、「『非認知能力』の方を先に体験させることが大切だ」ということが話題になっている昨今です。 「感情をコントロールする力」、「人とうまくかかわる力」、「目標に向かってがんばる力」、どれもとても大切ですね。さて、実際に元郷園でのお子さまたちはどうでしょうか・・・。欲しいと思うおもちゃを誰よりも早く自分の手に入れようと必死ですねえ・・・。一度つかんだら、なかなか手を放しませんなあ・・・。お友だちが持っているおもちゃを無理やり奪おうとする時のセリフが「順番!!」順番には、ズル込みの意味はなかったような? でも、学んだこともあるのですよ。それは・・・。誰かが使っていても、そのお友だちが手放したら自分のものにしていい・・・。手放さなくても、「おまけの汽車ポッポ」の歌を歌い、終わったら次の人が使える・・・。似たものを使うことで妥協する・・・。別の遊びに切り替える・・・。同時に、トラブルの不満をスタッフに訴える力も確実に伸びてます。全て生きる上で大切な学びです。 2階では、スタッフがナレーションで仕切り役になれば、「オオカミと3匹のこぶた&7匹の子ヤギ」の劇ができるようになってきました。「フーフーのフ~」で飛ばされて次のお家へ移ったり、段ボール箱の中に隠れたりするお子さんたちの姿は、実に生き生きしています。なんと、こども広場でのサッカーでも、マイボールとしてキープするより、みんなで一つのボールを追いかけた方が面白いことに気づいてきましたよ。 3階では、スタッフを介さないで、お友だちの間で「鬼滅の刃ごっこ」が盛り上がっているのがすごいです。たんじろう、ゆずこ、いのすけ等、役決めをした後、それぞれのアイテムを協力して作って身体に装着し、紅蓮華を歌いながら走り回っています。「感情をコントロールする力」、「人とうまくかかわる力」、「目標に向かってがんばる力」、どれが欠けても、ごっこ遊びは続きません。それが続くわけですから、大したものです。 実は、非認知能力は、学ばせるというよりも、子ども自身が遊びの中から学んで身につけていくものです。“遊び”とは、おもしろいと興味を持ったものに自分から近寄って、夢中になって、いろいろ試しながら世界を知っていく行為です。 文科省、厚労省、保育学会では、非認知能力を高める保育を推奨していま...

2020/11/02(月) ラジオやテレビの話題から

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 TBSラジオで毎週日曜日の午前7:40からやっている「石川實 DAIRY LIFE」の10月4日(日)の放送で、DJの石川さんは「違いが分かる本当の大人とは、自分の中にあるインナーチャイルドを忘れない人ではないか。子どもと大人の間にある広さや深さといった奥行きのようなものを理解している人こそ本当の大人だ」という趣旨のことを話していたのが心にとまりました。  インナーチャイルドとは、心理学用語で、大人になっても心の奥底に存在している、幼い頃の傷ついた記憶や感覚のことを言うのだそうです。その傷ついた心を大人になっても忘れずにずっともち続けられること、その傷に負けずに乗り越えることで前向きに強くなれること、さらに同じような傷をもつ他者に共感して優しくなれること...。そのような大人が、本当の意味で「違いが分かる大人」なのではないかと、石川さんは語っていました。いいことを言いますね。そうだとすると、幼い頃の心の傷も、決して無駄とは言い切れないのですね。今、悩んでいる大人に、「あなたは違いが分かる本当の大人に一番近い」ということを伝えたいと思います。  話は変わって、TOKYO MXテレビの朝のニュース生番組「モーニングCROSS」の9月29日(火)の放送で、コミュニケーションコーチの山崎洋実さんは次のように語っていました。  「日本の子どもの精神的幸福度は、世界38ヵ国中37位」子どもの幸福度を測るユニセフ(国連児童基金)の調査で、日本は先進国や新興国など38ヵ国中20位。中身をみると、体の健康の分野では1位になりましたが、精神的な幸福度は37位となっているそうです。今の日本の子どもたちは、勉強はできるけど生きていく力が低い。友達ができない。特に日本は15~19歳の自殺率が非常に高いとのこと...。辛いですね。  出演者の話し合いは、白熱していました。解決策として、次のような趣旨のことが話されていました。 1. 褒めるべきは、行動や才能ではなく存在。「上手だね」、「頭が良いね」というよりも、「一緒にいて楽しいね」、「あなたのままがいいよ」 2. 結果よりもプロセス(経過)を大切にする考え方への方向転換が必要。「結果を出せ」というよりも、「あなたはよくやった」  さくらそう保育園の保育も、行動や才能といった目に見えるものを大切にするというよりも、当たり前すぎて誰も見ようとし...

2020/10/01(木) くるくる棒

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 新聞紙や広告を丸めてセロハンテープで止める、いわゆる剣作りですが、今年のお友だちは「くるくる棒」と名付けているようです。その年によって剣だったりくるくる棒だったり、言い方にも違いがでるなんて楽しいですね。このところ、ほぼ毎朝スタッフルームで展開しています。  お友だち「ぱぱさん、くるくる棒つくって~」  私「いいですよ~」  順番を守れば必ず作ってもらえることにより、今は見えないけど数分後は作ってもらえることを想像して安心する力、信じる気持ちが育ちますね。また、欲しいお友だちが数人~10人以上集まると、順番を守らなかったら作ってもらえません。そこで順番という概念を学ぶことができます。さらに、その場で待っていなければ、言い換えれば、あっち行ったりこっち行ったりしていたら、作ってもらえないので、否が応でもじ~っと待つ習慣が身につくようになります。  たくさん作り過ぎると、材料が枯渇して生産がストップしますね。「昨日作り過ぎて今日は材料がないので、作ることができません。」それもいいですね。そこから「枯渇を防ぐためには、どうしたらいいだろう?」という話し合いを経て、ひとり1本が原則というルールが生まれたりします。また、周囲に無造作に捨てられているくるくる棒の気持ちを、「わたし(くるくる棒)、捨てられて悲しいよ~」などと保育士がなりかわって代弁したりすると、それを聞いていたお友だちに大事に使おうとする心が育つことにつながります。  「丸めた両端は重なりが少ないため、ふにゃふにゃしている」ということに気づくのは、物理の芽生えです。その部分を不要と考えたお友だちは、両端のカットを希望してきます。やがて、前もって「切ってください」などというようになり、見通しをもつことにつながっていきます。  自分で作るお友だちも出てきます。太かったり、ラッパ状にできあがったりします。とても良い作品だと思います。両端が細くて真ん中が太い形を「おいも」などと言うお友だちもいて、イメージする力に感心しています。また、面白いところでは、ぐちゃぐちゃに使い古されたくるくる棒を持って一言「へび(^_-)-☆」と言って喜ぶお子さんがいました。新たな価値の発見ですね、素晴らしい!さらに、くるくる棒を十字架の形に組んでテープで止めて喜ぶお子さんがいます。きっと、その形が心の琴線に触れたのでしょうね。  何度も繰り...

2020/09/01(火) 子どもはなぜ縁石の上を歩くのか?

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  NHKの人気番組、「チコちゃんに叱られる」2020年8月21日放送分の中で、「子どもはなぜ縁石の上を歩くのか?」ということがテーマになっていました。専門家によると、答えは「限界に挑戦し、己の能力を高めるため」だとのことでした。  深掘りしてみますね。これらの子どもの特性は、二つの要素に分けて考えることができるとのことでした。  一つは「アフォーダンスの発見」。アフォーダンス(affordance)とは、「与える・提供する」という意味を持つ「afford」を元にした造語であり、「人や動物と物や環境との間に存在する関係性」を示す、認知心理学における概念だそうです。アメリカの心理学者、ジェームス・J・ギブソンによって提唱されました。具体的には、「縁石には、『車道と歩道を分ける』というアフォーダンスがあるけど、『上を歩く』というアフォーダンスもあるね。新しい使い方を発見したよ。楽しい~」ということです。「こんな使い方もできるぞ!」といった新たな発見は、知的発達に大いに寄与することでしょう。  もう一つは「フロー体験」。フロー( flow )体験は心理学の用語で、没頭、夢中、熱中といった、自我を忘れて物事に集中する体験だそうです。できるかできないかの限界の最中に感じる幸福感で、簡単すぎても難しすぎてもフロー体験はできないということになります。歩き始めの子どもにとっては、まさに歩くことがフロー体験ですね、そして、もう少し大きくなると、縁石の上を歩くことこそが、できるかできないかの限界の体験になるのですね。  ある日、園内の階段の手すり部分に手足をかけてぶら下がりつつ、懸命に横移動している子どもの姿が・・・。アフォーダンスの発見と、フロー体験の真っ最中ですね。限界に挑戦し、己の能力を高めている・・・のは分かりますが・・・。「ここから先は反対側に落ちて大けがするから、ここまでね」、「小さい子が真似してケガするから、いない時だけね」、「みんなでやると重さで手すりが壊れるから、一人ずつね」・・・。  「アフォーダンスの発見とフロー体験」は、「限界に挑戦し、己の能力を高める」ために、子どもには必須のプログラムと言えるでしょう。もちろん、「安全が保障される」という前提があることは、大切だと思います。でも、個人的には、「危ないから、やめましょう」と思考をストップさせるだけではなく...

2020/08/03(月) 子どもの未来は、大人が子どもの失敗をどれだけ許せるかで決まる

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 最近、自殺をする若者のニュースがたびたび報じられ、心が痛いです。逆境時の耐性に乏しい人が増えているのですね。きっと、子ども時代に「失敗を許される体験」を十分にしてこなかったのでしょう。  漫画家の山田玲司さんは、著書「非属の才能」(光文社新書)の中で、次のように述べています。「(大人たちは、その乏しい体験から)人生には、いたるところに穴がある。私は、いっぱい落ちた。だから、お前には落ちて欲しくない。」子どもには、自分のように失敗した人生を歩ませないため、先回りして穴を埋め、しまいには「お父さんは、人生を全部先送りにしてきたんだ。だから、お前も最後まで先送りにして逃げろ。運が良ければ、逃げ切れるぞ。社会っていうのは、そういうもんだ。厳しいんだ。穴があったら、迷わず遠回りして行け。」  でも、そのように生きてしまうと、先送りで「負け知らずの人生」を歩むことになりますから、ちょっとした失敗ですぐに挫折し、「もうだめだ」となってしまいます。結局、穴との付き合い方は、穴に落ちてみなければわからないものなのです。  山田さんは、「親が本当に子どもにすべきことは、子どもの失敗やいたずらを容認することだ。」と考えておられるようです。「ミルクをこぼしただけで、鬼のように子どもを叱るお母さんがいる。もしかしたら、その子は上手く飲むための試行錯誤をしていたのかもしれないのに・・・。でも、お母さんは、問答無用でひっぱたいたりする。もしかしたら、そのとき、その子どもは空想の宇宙船で銀河を旅している最中だったのかもしれないのだ・・・。この時期に子どもの失敗を容認するということは、実は巨大な先行投資になるのだ。」家じゅうの調味料をひっくり返し、全ての化粧品をぶちまけている我が子に、「あなたは今、どんな旅にでているの?」と笑いながら聞いてみて欲しいものです。  「ふざけないで!大切な物を台無しにして、ダメなものはダメだと教えるのが大人の役目です。」と言いたい気持ちも分からなくはないですが、それはともかく横に置いておいて、子どもの言い分を寛容な姿勢で聞くことによる効果を、冷静に考えていただきたいと思います。「高価な化粧品や、キャビアの瓶詰めよりも、あなたの挑戦に価値がある」というメッセージは、生涯にわたって子どもを支え、「失敗に負けない心」を作るのです。  山田さん自身、ミルクをこぼしても鬼に怒ら...